ボルトとネジの比較、クライミングホールド







クライミングホールドは、2タイプある



壁にクライミングホールドを設置する方法は二つあり
ボルトと爪付きナットで壁をはさみこむボルトタイプと、
スクリュウ(木ネジ)でとめとめるスクリュウタイプです。


ただ、クライミングホールドは
基本的には、ボルトタイプで遊ぶものだとお考えください。
ボルトと爪付きナットで設置が不可能だという場合は
スクリュウで設置する方法を検討される
という具合に考えていただければと思います。


この2つの設置方法には、それぞれメリット、デメリットがあり
また、ホールド自体の特徴も変わってきます。
ボルトタイプとスクリュウタイプの違いを確認し、検討ください


※下記の表に書かれている内容は、あくまで参考です。
※ホールドの種類は無数にあり、例外もたくさんありますので、ご注意下さい。









ボルトのホールド ネジのホールド
メリット



クライミングホールドの付け替えが出来る。

取り付け方がスクリュウで設置するだけなので、とにかく簡単。

大きさ



Sサイズから特大サイズまで、幅広くある。ボルトタイプが主流のため、形状の種類の9割がたは、ボルトタイプ。


ボルトタイプでは作れないような、極小サイズがある。だが、ボルトタイプにい比べると、形状、サイズ共にバリエーションが乏しい。



安定度



安定度は、非常に高い。
かぶり壁でブラさがるような負荷の大きなムーブにも対応できる。また、ゆるくなったと感じれば、ナットを締めればいいため便利。


長期の耐久度には弱い。
クライミングをして長期間遊ぶとなると、どうしてもネジが緩んできてしまう。 その場合、設置のやり直しが必要。


対応する壁



自宅などの壁や、コンクリート壁にも可能。
クライミングホールドと壁を、ボルトと爪付きナットで挟み込むようにして固定するため、既存の壁には使用が難しいが、新築の壁や、リフォームなどで、クライミングウォール用パネルを、貼り付けるなら、問題なく設置できます。


自宅などの壁や、、既存の壁ともに可能。
既存の壁でも、ベニヤなどの下地の壁であれば、簡単に設置することが可能。


設置方法



ホールドと壁をボルトとナットで挟み込むようにして固定する。
締めなおしや、取替えが簡単にできる。


壁にスクリュウ(ネジ)で取り付ける。
取り付け方法が、非常に簡単で、インテリアとして部屋に設置したりも可能。


デメリット



爪付きナットを壁の裏側に埋め込む必要があるため、完成された既存の壁には、設置できない。


長く遊んでいると、スクリュウは緩んできてしまい、その都度、別の場所に付け直さなければならない。


オススメする方



ボルトタイプは、とにかく付け替えが出来るため、自宅やスポーツ施設、学校施設など、長期的に遊ばれる方に、断然オススメです。


長期的に遊ぶには向いていないが、設置が簡単なため、期間限定のイベントなどにはオススメ。